そういえば、航空自衛隊に入隊当初、熊谷の航空教育隊にいた頃の思い出です。
土曜、日曜は外出出来るのですが、日帰りで朝8:30〜21:30までで、外出届が必要でした。それも制服でなければいけません。駅で私服に着替えせいぜい出かけても赤羽、上野、あたり位でした。地方から集まってきたものが多いので大体上野アメ横、浅草、表参道のタレントショップやタケノコ族見物ぐらいでしたね。私は休みにはぼけーとするのが好きで上野公園を歩いて、近くのレストラン聚楽でご飯を食べて残り時間を隣の映画館でゆっくり寝るのが好きでした。
ある日電車までの時間までと思い冷房の効いた映画館の後方の席で眠っていると、何か左足のモモの方に違和感。・・・中年の細身の人が、顔は画面を向きながら手だけ私の方に伸びている。・・自分のポッケと間違えて私の方を探しているのかな?
・・・いや、痴漢じゃない?・・それもオカマ・・そこまでたどり着くのに時間はほんの一瞬です。こんな制服を着ていれば事件に巻き込まれる事が少ない筈ですよね。ありえない・・パニックです。だんだん図に乗ってくる。この人制服マニアなの?制服と頭髪の短さで田舎モン扱いでからかわれているのかな? 頭の中をいろんな思いが駆け巡ります。どんな顔なのか記憶しておこうと思って横を見ると、痴漢のオカマもゆっくりスローモーションのように首を回す。顔がこちらを向いてニッとする。その時、心底怖いと初めて思ったのでした。あまり覚えていませんがダッシュで帰ったのは言うまでもありません。
最近、松子デラックスを見かけるたびに思います。
あの時痴漢にさそわれるままになっていたら、新宿2丁目辺りで働いて、ここに出ている松子デラックスはひよっとして私がやっていたかもしれません(苦笑;)。
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